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COLUMN

― コラム ―

【発寒の予防歯科】フッ素塗布によるむし歯の予防について

こんにちは。
発寒駅から徒歩6分のはぐくみ歯科です。
 
歯医者でむし歯予防のためにフッ素塗布をした経験がある方は多いのではないでしょうか。
フッ素塗布は、今や一般的になったむし歯予防の方法です。
今回は、フッ素塗布によるむし歯予防について、詳しく解説します。
 
 

フッ素塗布で期待できること

そもそも、フッ素塗布といっても、フッ素を使用するのではなく、フッ化物イオンを使用します。
原子がイオンとなってマイナスの電気を帯びていると、プラスの電気を帯びたものとくっつきやすいのが特徴です。
フッ素塗布とは、この性質を利用して、むし歯予防に役立てているのです。
フッ化物イオンによるむし歯予防には、以下の3つの働きが利用されています。
 

脱灰抑制作用

脱灰とは、お口の中にいるむし歯菌が、酸を出して歯を溶かしていくことです。
フッ素塗布によって、歯のエナメル質にフッ化物イオンが取り込まれ、酸によって溶かされにくい物質へと置き換わります。
いわゆる歯の強化です。
 

再石灰化促進作用

再石灰化とは、むし歯菌によって溶かされた歯が元の状態に戻ることです。
フッ素塗布により、エナメル質中の歯の主成分、リン酸カルシウムの反応性が高くなり、再石灰化を促進します。
 

プラーク細菌の酸産生の抑制

これは、プラーク細菌にフッ化物が取り込まれることで、酸の産生を阻害する働きです。
また、プラーク中のフッ化物の濃度を高め、脱灰を抑制します。

(参考|厚生労働省 e-ヘルスネット フッ化物利用〈概論〉) >

 
 

フッ素塗布で気を付けるポイント

歯医者でフッ素塗布を行った場合に、気を付けることが2つあります。
 

フッ素塗布をしてから30分は飲食やうがいを控える

フッ化物を歯の表面に塗布すると、ゆっくりと化学反応が起き、フッ化物が浸透していきます。
フッ化物が反応し終わる前にうがいや飲食をすると、フッ化物の浸透が不十分になり、むし歯予防の効果が十分に発揮できなくなります。
 

食後・就寝前の歯磨きは必要

いくらフッ素塗布で歯を強化しても、歯磨きをしなければ歯垢や歯石はたまる一方です。
歯垢はむし歯菌のかたまりであり、歯垢が増えればむし歯菌も当然増殖します。
歯磨きをすることで、歯垢を除去し、むし歯菌の増殖の抑制へとつなげることができます。
フッ素塗布をしたからといって安心せず、毎日の丁寧な歯磨きを心がけましょう。
 
 

むし歯ははぐくみ歯科で予防しましょう

いつまでも歯の健康を保つには、定期的なメンテナンスが重要です。
はぐくみ歯科では、むし歯を予防するためにフッ素塗布をはじめ、定期検診の実施やプロによる歯のクリーニングを行っております。
 
当院は、小さなお子様からシニア世代の方まで、幅広い年代の方にご利用いただける歯科医院です。
メンテナンスをはじめとして、お口のことならなんでもお気軽にご相談ください。
平日は19時まで、水曜・土曜は16時まで診療しています(2024年3月現在)。
また、JR発寒駅から徒歩6分、お車の場合も共用駐車場を40台完備と、アクセスも良好です。
 

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